APT Women ACCELERATION PROGRAM IN TOKYO FOR WOMEN

受講生

株式会社ファーストブランド 河本扶美子

株式会社ファーストブランド河本扶美子

事業主と国内外の顧客を繋ぐプラットフォーム「マイベストプロ」の提供

ファーストブランド社のビジネスについて教えてください。

マイベストプロというサービスを運営しています。これは各都道府県で活躍するさまざまな分野の専門家と、その専門家を探している地域の生活者とのマッチングを支援する地域密着型のインターネットサービスです。専門家は会計士から婚活専門家、カラーリストまで本当にさまざまな方がいます。

日本には現在、400万人の事業者や個人事業主がいると言われています。個人事業主の中にはいいサービスを提供されている方々はたくさんいるのですが、自らをマーケティングする術と場所がないのが課題です。そこでマイベストプロは彼らをブランディングして、活性化させるのです。

どういう仕組みなのですか?

専門家をみつけようとするときに問題になるのは信頼性です。探しあてた人がちゃんとした人かどうかを見極めるのはなかなか難しいですよね。そこでマイベストプロでは事業者の掲載に際して審査を実施したり、その専門家の記事を執筆しています。つまりマイベストプロに掲載されているのは信頼できる人たちなんだよ、ということを保証しているんですね。

またマイベストプロは、47都道府県にひとつずつ新聞社や放送局といった地元のメディアと提携しています。インターネットを使えば世界中に情報を拡散できますが、必ずしも信用力があるわけではありません。新聞やメディアが専門家を紹介してくれることで、専門家の信頼性がより増すのです。

新聞社や放送局側には何のメリットがあるのですか?

たとえば新聞社のマネタイズは広告ですが、大口の広告出稿は年々減少しています。なのでマイクロクライアントを作りたいというニーズがあるのです。たとえば新聞にマイベストプロの広告を出して、ここに専門家の方にたくさん載っていただきます。1社だと100万円でなかなか出稿しにくくても、専門家が20人いれば1社あたり5万円になって出稿しやすいですよね。こうして今まで新聞の広告主にはなりにくかった小さな事業者が広告出稿してくれることで、新聞社は新しい収入源が増えるんです。

専門家も新聞に載ると問い合わせが増えて収入が増えます。5万円程度ならカバーできることが多いので、非常に割に合うというわけです。

今後の展開を教えてください。

日本のサービスを輸出したいんです。日本のモノの価値は世界でも評価されていますが、文化に支えられたサービスの価値も高いのです。マイベストプロで英語で発信できれば海外とのマッチングも可能だと思っています。

また弊社では個人事業主の課題は、世界でも同じなんじゃないかという仮説をもっています。これが立証できれば、ニューヨークならニューヨーカー同士のマッチングも可能だと考えています。こういった海外市場にもぜひ挑戦していきたいですね。

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