APT Women ACCELERATION PROGRAM IN TOKYO FOR WOMEN

受講生

株式会社Stroly 高橋真知

株式会社Stroly高橋真知

エリアの魅力を詰め込んだ地図共有サービス「Stroly」の提供

Strolyについて教えてください。

Stroly(ストローリー)はStroll(散歩)とstory(ストーリー)を組み合わせた造語で、オンラインの地図プラットフォームです。オフライン、つまり紙やアナログの地図をStrolyにアップロードするだけで、誰でも簡単にオンラインの地図を作成することができます。観光マップ、フードマップ、スイーツマップ、サイクリングマップ、民泊の方向けのご近所マップなどさまざまな地図がすでに作られています。

既存の地図とはどう違うのでしょうか?

アナログのマップは楽しさや場所のわかりやすさを優先しているので、縮尺が歪んでいることがほとんどです。Strolyでは紙の地図をアップロードしてジオレファレンス(マッピング)すると、元々のアナログ地図の上で現在自分がどこを歩いているのかわかるようになります。

また地図というとスマホで使うようなものも思い浮かぶ方もいるでしょう。これは正確だし網羅性もあるものですが、楽しむために作られたものではありません。目的地が決まっているようなときはスマホの地図、観光など楽しむときはstrolyで作られたマップを使っていただきたいです。

地図をオンラインにするとどんなメリットがあるのでしょうか?

  • Strolyは現在、まちづくりをしている方々、自治体、エリア集客したい方がオンライン地図をつくり、観光客がエンドユーザになっているケースが多いです。今までこのような地図は、場合によっては何百万、何千万というお金を使って配布したり看板にしたりしていました。しかしこれらの地図はアナログなものなので、どのくらい配ったということはわかっても、結局どの程度に人が使ったのか、どこに行く人が多かったのか、ルートはどうだったのか、行ってほしいところに行ってくれたのかということはわからなかったんです。

    しかしStrolyはデジタルなので、そのような分析が可能になります。「ここには人が少ないからもっとわかりやすくしよう」「人気スポットの特集をしよう」「外国の方がたくさん使ってくれているから英語の資料を用意しよう」なんていうことがわかるようになるんです。

今後の展望を教えてください。

地図で遊ぶことができたり新しい地図を発見したり、もっとユーザが楽しめるものにしていきたいです。また仕組みとしては世界中の地図を投稿できるので、多言語化して世界中の方に楽しんでいただきたいですね。動画を作ったらyoutubeに投稿しますよね?同じように、地図を作ったらstrolyという存在になりたいと思っています。

インタビュー動画