APT Women ACCELERATION PROGRAM IN TOKYO FOR WOMEN

受講生

株式会社Be&Do 石見一女

株式会社Be&Do石見一女

がんばり可視化Webアプリ「Habi*do」の開発販売

Be&Doが手がけている、Habi*doについて教えてください。

Habi*doはエンゲージメントを高めるSNSで、社員のがんばりを可視化するwebアプリです。

今の時代SNSはたくさんありますが、大別すると情報交換が目的のものが多いと感じています。ですがことビジネスにおいては単に情報を交換するだけでなく、「行動変容」が重要です。いつの間にかみんなとゴールに向かっている、そんなSNSを作りたくて、Habi*doを開発しました。

行動変容するためには、お互いが信頼されていることが大事です。とくにマネージャーと部下に信頼関係があるのは重要なのですが、マネージャーは忙しく、最適なタイミングでメンバーと適切にコミュニケーションをとることが難しい。しかも最近は遠隔で働いたり、働く時間が人によって異なることもあるので余計に大変です。

Habi*doはSNSなので、チームメンバーが日々の活動を投稿しています。それに対してAIがマネージャーに、「今はこのメンバーを褒めるタイミングだよ」「こういう反応をすると喜ばれると思うよ」ということをリコメンドするんです。こうやってチームメンバーやマネージャー間でコミュニケーションが生まれ、信頼が醸成され、メンバーのモチベーションが上がり、ひいては生産性の向上につながります。

Habi*doを開発したきっかけを教えてください。

私は元々、チームパフォーマンスを上げるためのコンサルティングをしていました。色々調査した結果、安定して好業績をあげている組織は「目標が明確、プロセスが共有されている、信頼関係にある」という特徴があったんです。

信頼関係があれば、メンバー間で切磋琢磨して組織はいい方向に向かっていきます。そして良い組織には行動変容が伴っています。行動変容は自己効力感があると起きるもので、ひとりではできません。ですから信頼関係を築くことがエンゲージメントにつながるのです。

今後の展開を教えてください。

実際にHabi*doを導入した企業からはチームの信頼関係が上がり、たとえば離職率が下がっています。そうするとノウハウが流出しないので売上も上がっていきますよね。

今までは効率を上げて生産性を上げている企業が多かったように思います。でもこれからはエンゲージメントにも目を向けなくてはなりません。この考え方をHabi*doと一緒に広めていきたいと思います。

インタビュー動画